黒字企業の廃業防止へ事業承継推進 中小企業白書を閣議決定

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政府は4月24日、2020年版の中小企業白書・小規模企業白書を閣議決定した。黒字企業の廃業を防ぐため、技術や人材を次世代の経営者に託す事業承継の重要性を強調した。新型コロナウイルスの影響で企業の経営環境が悪化する中、非常時に備えて事業継続計画(BCP)の策定なども進めるべきとした。

中小企業白書によると、2019年に休廃業・解散した企業は4万3348件。うち61.4%は当期純利益が黒字だった。

企業の休廃業・解散件数は2年ぶりに減少したが、2016年以降は4万件を下回ることなく推移...

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