配偶者が経営していた会社の株を相続する際、評価をしてみると数億円もの価値があった、というようなことがよくあるようだ。といっても、価値あるものを相続できる! とは喜べない。相続するものがあれば、相続税も高額になるからだ。
相続の税率は累進性で、10%(1000万円以下の場合)から55%(6億円超の場合)まで段階的に税率が設定されている。仮に億単位の株の場合は、数億円単位で税金が掛かってしまう恐れもある。どうすればいいのだろうか...
内閣府の2014年版「高齢社会白書」で、国内の高齢者(65歳以上)の人口は過去最多の3,190万人に達し、4人に1人が高齢者となった。企業経営者の約3割が65歳を超えており、国内企業の3分の2が後継者不在の問題を抱えている実態が明らかになった。