東京エレク「賞与300万円」で見えた、他人事ではない人材流出

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
給与・賞与の大幅引き上げで人材流出を防げるか?(写真はイメージ)

給与は安いし、終身雇用も不安定で人材流出

本国に比べて日本での給与水準が低い上に、円安でさらに人件費の「割安」感がある。コロナ禍でリモート勤務の体制が整ったことから、海外からでもシステム開発作業に従事しやすくなったなど「国境の壁」も低くなった。

とりわけGAFAでは米国本社勤務の場合、ベースとなる給与が新卒で10万ドル〜15万ドル(約1361万〜2042万円)。これに自社株の交付やボーナスが加わる。経験者のヘッドハンティングであれば、さらに好条件だ。日本法人ではなく、米国本社での採用を目指す日本人技術者も増えている...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5