井村屋グループ<2209>の利益が回復してきました。11月1日に2021年3月期第2四半期の業績予想を発表。営業利益を予想比140.7%増の6億2,500万円に、純利益を予想比156.4%増の4億6,100万円に修正しました。主力商品である「あずきバー」の売れ行きが好調で、売上高を予想比0.1%増加したこともありますが、利益率が飛躍的に向上したのは急騰していた小豆価格が落ち着きを取り戻したことです。井村屋は一時利益が押し下げられて窮地に追い込まれましたが、息を吹き返しました...
サイゼリヤの2021年8月期の売上高が前期比0.3%減の1,265億1,300万円となり、22億6,400万円の営業損失となりました。2020年8月期は38億1,500万円の営業損失で、赤字幅は縮小しています。しかし、黒字化する道は険しそうです。
「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトが競合の「はま寿司」から不正競争防止法にまつわる告訴がなされ、6月28日に関係当局による捜査が行われたと発表しました。カッパ・クリエイトの代表取締役社長である田辺公己氏が、はま寿司の元同僚から日次データなどを個人的に入手した疑いが持たれています。
マクドナルドの強さがコロナ禍で鮮明になっています。2020年12月期の売上高は前期比2.3%増の2,883億3,200万円となりました。飲食業界の多くが苦戦するなか、マクドナルドが高い利益を生み続ける秘密はどこにあるのでしょうか。
銀座ルノアールは2021年3月期の純損失が21億2,000万円となり、赤字に転落する見込みとなりました。一方、同じくフルサービスカフェのコメダ珈琲は、純利益を35億6,500万円と予想しており、コロナ禍でも好調です。その差はどこにあるのでしょうか?