ライバルの「快的打車」と合併し「滴滴出行」誕生

2014年までに、「滴滴打車」の唯一の競合として残ったのがアリババから出資を受けていた「快的打車(クァイディダーチャー)」。その時点で、中国のスマートフォンのタクシー配車サービス市場は、「滴滴打車」と「快的打車」の2社がほぼ二分する状況だった。

2015年になると、「滴滴打車」と「快的打車」は戦略的合併を発表し、名称を「滴滴出行」とすることを決定した。滴滴出行への投資額はさらに増え、アリババやテンセントといった中国勢だけでなく、米アップルや日本のソフトバンクグループなどが名乗りをあげた。

そして2016年、滴滴出行は米ウーバーと戦略的契約を締結し、ウーバーの中国事業におけるブランドなどの買収をすることになる。滴滴出行がウーバーの中国事業を買収したことで、程維はウーバー取締役会のメンバーに加わった。(敬称略)

文:M&A Online編集部