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一神教と疫病とコーポレートファイナンスⅨ│間違いだらけのコーポレートガバナンス(26)

※この記事は公開から1年以上経っています。
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香辛料を求めて航海プランを練ったコロンブスの真のスポンサーは…(写真はイメージ)

スペイン王国経済を圧迫した香辛料の中間流通マージン

次に、コロンブスの航海が目指した課題解決(ペインポイント)について触れる。このコラムでは何度も書いているが、ペストをはじめとする疫病が蔓延する中世ヨーロッパにおいて、香辛料は単なる調味料ではなかった。

医薬品に準じる位置づけと価値を持っていた。だからこそインドから陸路を通じて供給される香辛料には、特にイスラム圏を通じて膨大なマージンが上乗せされ、欧州消費地での末端価格は暴騰し続けていた。それでも売れたのだ。

この陸路の終着点のひとつがイベリア半島であり、そこでの末端価格がどれほど法外なものだったかは想像に難くない...

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