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コロプラ「最果てのバベル」で850万の不正課金!ランキングを操作

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D社は複数の端末レンタル業者に連絡をし、200台をレンタル。端末ごとの課金予定額などの詳細は、証拠が残らないようメールではなく書面でB氏に連絡するなど、やりとりには細心の注意が払われています。

最終的に使用できた携帯端末は149台。6月13日の14時から計画が実行されました。

アプリ分析などを行う「App Annie」によると、「最果てのバベル」の売上ランキング推移はこのようになっています。

〇ゲーム売上ランキング

月日 順位
6月12日 86位
6月13日 30位
6月14日 35位
6月15日 26位
6月16日 25位

リリース日の12日が86位。その後、30位まで急上昇しています。不正課金により、上位に押し上げられたことは間違いありません。6月後半には100位以下へと落ち込み、現在は250位前後で推移しています。


1000万円の予算が稟議なしで通過

今回の不正が行われた背景には、3つの要因があります。

  • 1.「白猫プロジェクト」以来のヒット作に恵まれなかったこと
  • 2.「ファイナルファンタジー」を手掛けた野島一成氏をシナリオに迎えるなど、会社として力を入れていたゲームだったこと
  • 3.広告宣伝費に関しては稟議手続きを経ることなく発注できたこと

                          

注目したいのは3つ目です。今回の不祥事は、当たり前の稟議手続きを行えば防げたと考えられます。

同社は外注業務を発注する場合、稟議手続きを必要としています。1000万円以上5000万円未満の場合は取締役、500万円以上1000万円未満の場合は本部長の決裁承認を得る必要があります。

しかし、広告宣伝業務だけは別でした。1000万円以上の発注であっても、取締役や本部長の承認ではなく、上長に稟議を通すことで決裁していたのです。この特別措置は、プロモーション活動を円滑に行うためにとられたものと考えられます。しかし、それが今回の不祥事へとつながってしまいました。

麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

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