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KKR、傘下のカルソニックで8000億円超の大型買収を主導

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存在感を高めるKKR、日立工機、日立国際電気を相次ぎ傘下に

KKRは今、日本で最も存在感を高めている投資ファンドの一つだ。昨年はカルソニックにとどまらず、電動工具大手の日立工機(現工機ホールディングス)、無線通信機器や放送・映像機器を手がける日立国際電気をTOBなどで買収し、1年で上場企業3社を相次いで傘下に置いた(いずれも上場廃止)。その「出口(エグジット)」戦略として今後、再上場も有力な選択肢となるだけに、その成り行きが注目される。

KKRは1976年に米国で誕生し、ニューヨークに本拠を置く...

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