今回は、コーポレートガバナンス・コードの基礎の基礎を取りまとめてみました。良くご存知の方も復習の意味でざっとお読みいただければ幸いです。
日本語でコードというと、普通は電気のコードを思い浮かべます。それはCORDです。コーポレートガバナンス・コードのコードはCODEですので綴りが違います。このCODEにはいろいろな意味があります。暗号や信号を秘密のコードということもありますね...
親会社でなくとも特定の株主に事業を大きく依存する場合、その大株主による利益相反を抑止しにくいのは確かでしょう。そこには親子上場と同じ問題があります。日産とルノー、シャープと鴻海のケースからガバナンスの問題をみていきましょう。