なぜトヨタは「環境車全方位戦略」から「EV重視」へ転換したか

※この記事は公開から1年以上経っています。
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水素にこだわっていては完全に出遅れる

二酸化炭素(CO₂)を全く排出しないゼロエミッション車(ZEV)規制は、EUや中国に続きバイデン政権下の米国でも厳しくなった。世界4大自動車市場のうち三つの市場がEVシフトへハンドルを切り、残る大市場は日本だけになった。

トヨタの2021年のグローバル販売台数の内訳は国内販売が210万8810台(前年比2.2%減)、海外販売が838万6738台(前年比13.8%増)と、およそ8割が海外だ。日本市場だけで生き延びるのは難しく、海外での販売台数を維持するためにはEVシフトを選択せざるを得ない...

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