ルネサス、次世代レーダー技術を有するインドの「ステラジアン」を買収へ

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ルネサス、インドの新興企業買収 レーダー事業に本格参入

[東京 31日 ロイター] - 半導体の開発や製造などを手掛けるルネサスエレクトロニクスは31日、次世代レーダー技術を有するインドのステラジアンを買収すると発表した。買収により、レーダー事業に本格的に参入する。年内に車載レーダー製品のサンプル出荷を行いたい考え。

ステラジアンは2016年にインドのベンガルールで設立されたスタートアップで、工場を持たないファブレス半導体企業。人員規模は約70人で、2021年の売上高は数百万ドルという。

買収の手続きは2022年末までに完了する見込み。現金による買収で金額は非開示。

両社は2018年から産業分野を中心に協業している。

ADAS(先進運転支援システム)技術が高度化する中、カメラやレーダーなど複数のセンサーを組み合わせて自動運転の認知精度や安全性を高める「センサフュージョン」の需要が高まっている。これらのデバイスの掲載数は今後5年で約3倍に増えるとされており、ルネサスは同分野の強化を目指す。

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国産ロジック半導体の「最後の砦」であるルネサスエレクトロニクスはM&Aで誕生した。しかも、その生い立ちは暗い。1989年には日の丸半導体が世界を席巻したが、30年余りで日本企業の撤退が相次いだ。その「撤退戦」を引き受けたのがルネサスだった。

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