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「靴業界動向」調査

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売上高合計は1.5%増、製造業・卸売業は苦戦

 686社の2015年度の売上高合計は1兆1,560億9,400万円だった。前年同期より180億9,200万円(前年比1.5%増)増加し、2年連続で売上高合計は前年を上回り、靴業界の市場規模は拡大している。

靴業界 業績動向

 業種別の2015年度の売上高合計は、「製造業」が2,920億5,200万円(前年度比0.5%増)、「卸売業」が3,102億7,000万円(同0.5%減)、「小売業」が5,537億7,200万円(同3.3%増)だった。大手小売業は、新規出店効果やプライベートブランドの展開により、増収を確保した。

「小売業」の前年比3.3%増に対し、「製造業」は0.5%増にとどまった。「卸売業」は0.5%減と二極化の傾向が強まっている。

 全体の2015年度の利益金合計は、413億2,600万円(前年度比9.0%増)だった。前年(379億300万円)より34億2,300万円増加したが、2013年度(466億5,800万円)からは53億3,200万円減少した。

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