近年、同業同士や異業種によるM&Aが加速している介護業界。介護報酬のマイナス改定などが経営に響き、売却を選択する事業者が少なくないという。そんな業界の経営をめぐる最新の動向、M&Aの実態について、『高齢者住宅新聞社』の網谷敏数社長に伺ってみた。
――最近の介護業界の動向について、過去からの経緯も踏まえて現状をお聞かせください...
国内貨物の減少に伴い、物流業界ではM&Aが活発に行われている。また、宅配便市場では、楽天による物流網構築に向けたM&Aが活発化。海外進出を巡っても運送・物流各社事業拡大を積極的に進めている。運送業界のM&Aの現状は?