帝国データバンクが実施した後継者不在率動向調査で、後継者不在企業が4年連続で減少していることが分かった。
同社が全国の全業種約26万6000社を対象に後継者の有無を調べたところ、後継者がいない企業は16万社で、後継者不在率は61.5%だった。これは前年より3.6ポイント低下しており、4年連続の減少となったほか、調査を始めた2011年以降で最低となった。
また2021年(10月時点)に事業承継を実施した企業の事業承継方法は「同族承継(全体の38.3%)」が最も多かったが、2017年と比較すると3.3ポイント低下した...
相続税は数年に1回大きな改正が入ることが最近、定例になっている。多くの人が知っているのは、2015年に行われた相続税の基礎控除の改正であろう。実は2019年にも大きな改正があったことをご存知だろうか。