ベーカリー&カフェ業界には、もともと“親”を明確に打ち出さない体質があるのかもしれない。きっと“親”が大きな存在であれば、大量生産というイメージが生まれ、焼きたての新鮮さとは別の評価につながるという考えもあるからではないだろうか。アルファベットの店名表記が、その感を強くしているようにも思える。
たとえば東京・城南地区を中心に、ベーカリー&カフェを展開する「HOKUO」は、もとは1979年に札幌で創業した株式会社北欧である...
2014年にキユーピーがアヲハタをTOB。当時「マヨネーズがジャムを手中に収めた」といわれたが、実はキューピーもアヲハタも“同根”の会社である。ご存知の方は少ないのでは?