私は、決して音楽に詳しいわけでも、ロックに傾倒しているわけでもなく、X JAPANというバンドについてもhideというギタリストの存在についても極々一般的なことを知っているだけの者です。とは言え、1979年生まれの筆者にとって、1997年のX JAPAN解散から翌年のhide急逝という一連のショックな出来事は今も記憶に残っています。
1997年のあの日、私は大学浪人生でした。予備校の学食でバンギャ系のファッションに身を包んだ一団が、まるでお通夜のような雰囲気を醸しだしていました。失礼にならない範囲でその様子を見ると、テーブルに置いてあったスポーツ新聞に「X JAPAN解散」の文字がありました。
X JAPANが独自の地位を確立していることは知っていましたし、熱烈なファンがいることも知っていましたので、ファン心理を考えるとそのショックは相当なものだろうと思ったものです。結局、その年の紅白歌合戦でのパフォーマンスを最後にX JAPANは解散しました。
熱心なファンではなかったものの、X JAPANのメンバーがバンド活動中に並行してソロ活動をしていることは知っていましたし、映画のタイトルになった「TELL ME」という楽曲も、hideがX JAPAN在籍中に発表した8㎝シングル盤を持っていました。
音楽に限らず、ありとあらゆる創作物に対して言えることだと思いますが、”創造”とは作者のこだわりである”独自性”と収益に結び付ける”大衆性”という相反するものとの戦いだと思います。偉そうに音楽論を語れるほどの身分ではありませんが、hideのソロワークを聞いて、その相反する要素のバランスの良さを感じました。
そんな思いもあったので、X JAPAN解散直後の1998年の年明け早々にhideが「hide with Spread Beaver」として動き出すと聞いた時には素直に嬉しくて、ファーストシングルの「ROCKET DIVE」は発売日にレコードショップで購入した記憶があります。
しかし、その新曲発売から4か月も経たない5月2日にhideは急逝してしまいました。
無事大学生になっていた私は、休暇中にテレビを見ていると「元X JAPANのギタリストhideが死亡」というショッキングな速報が流れてきました。報道が過熱を帯びるなか、熱心なファンではない私ですら随分と感傷的になったものです。
映画『TELL ME ~hideと見た景色~』は、hideの急逝から物語が始まります。hideが亡くなったのはhide with Spread Beaverが順調に動き出した、その矢先のことでした。
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