トップ > 調べる・学ぶ > M&A実務 > 人事・労務 >【M&Aと人事戦略】買収した海外子会社のコンプライアンス管理

【M&Aと人事戦略】買収した海外子会社のコンプライアンス管理

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

セーフティーネットの未整備による困窮

2つ目の「動機」は、社会保障制度の未整備があげられます。コンプライアンス後発国では病気や失業、障害など不測の事態に対する社会的なセーフティーネットが整備されていなかったり、社会保障制度が適用されないインフォーマルセクターで働く労働人口が相当数存在します。

日本企業の海外子会社では求められる社会保障制度を備えていることが多いと思われますが、たとえ社員本人は会社の医療保険が適用されているとしても、家族までカバーされておらず、家族の病気治療費のねん出が不正の「動機」になることもあります...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5