まずはやってみることが大事

ー私はこの分野なら山口萌だと言われるようになりたいと思っています。いろんなところからお声がかかるようになりたいですね。多少足りない部分があってもそれを上回るものがあって、足りない部分が許されるような人になれるといいなと思います。

「才能がある人ならそれでいいのですが、ものすごく打ちこまないと、そのようになるのは難しいでしょうね」

ー商社でやってみたと思う一方で、ドラマを作ってみたいとも思っています。ベンチャーの会社でやったのが、ノンフィクションでしたので、フィクションが撮りたいと思っています。

「ドラマを撮りたいのなら、まずは撮ってみたらいいのではないでしょうか。3分のものでいいので、撮ってユーチューブなどにあげてみたらいいと思います。まずはやってみることが大事です。これを撮りましたと見せることができたら、そこから展開があるのではないでしょうか。そうした具体的なものがあれば、相談にも乗りやすいのですが、今はふーんとしか言いようがありません」

ーそうですね。よく考えてみます。ところで、会計士になるためにはどのような勉強をすればよいのですか。

「会社に興味が持てるかどうかというのがポイントになると思っています。会計士のテストにはA社とかB社と書いてあり、具体的な企業名は出てきません。決算書を見て企業活動がイメージできるようになることが大切です。決算書は最後の結果に過ぎません。自己資本比率が低いとすれば、なぜ低いのかを考えなければなりません」

「例えば百貨店であれば、同じ時間帯に自己資本比率の高い店舗と低い店舗を見比べたり、ディスプレイの違いを見たりして、数字の背景を知る必要があります。会計士になろうとする人なら、こうした数字の裏側を知ろうとしてほしいと思います」

ー今日のお話をお聞きして、やはりスキルを身につけたいなと思いました。ありがとうございました。


望月 実さん(もちづき・みのる)

1972年、名古屋市生まれ。立教大学卒業後、大手監査法人に入社。監査、株式公開業務、会計コンサルティングなどを担当。2002年に独立。

MAOガールの他の記事はこちら

文:M&A Online編集部