どのように生きたいのか

ー私は商社に関心がありますが、例えば商社だとどのような勉強の方法がありますか。

「商社であれば、勉強会や就職活動の集まりなどがあるでしょう。まずはそういうところに参加してみることでしょう。ただ、参加しているだけではだめで、やはりその会社のことを調べてみることが必要です。ちょっと話しただけでも、その会社のことをよく勉強しているか、そうでないかはすぐに分かります」

ー要は自分でできることをちゃんとやれるかどうかということですね。

「そうですね。就活ってどうしても人間性がでますのでね。面接をする人は目の前の学生を部下にした時にどうなのかということを見ています。この人が部下だと楽できるなというようなことを考えている人もいます。しっかりと詰めたことができる人は部下にしたいという気持ちになるでしょう。仕事って地味なので、その地味なことをちゃんと詰められるというのはPRポイントになります」

「山口さんはどのように生きたいと思っていますか」と尋ねる望月さん

ー確かにそうですね。私は学生ベンチャーである広告代理店の手伝いをしているのですが、本当に仕事がきつくて、納期が近づいてくると個人にプレッシャーがかかって大変です。 

「やっている時はどんな仕事も苦しいものです。会計士も同じです。要は向いていると思えばのめり込めばいいし、向いていないと思えば別のことをやればいい。私はいろんなことをやりたいと思っていました。数字が好きで文系でしたので、会計士がいいなと思って、やり始めました。会計士の試験は3回目で合格しましたが、3回目に落ちていたら、他の仕事をしていたかも知れません。40歳になって、あの時会計士を受けていればと後悔するのはいやなので、先に勝負をしました」

「もし、受からなかったら自分の責任であり、他の仕事をするしかないと思いました。山口さんはどのように生きたいと思っていますか」