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日本メーカーがベンツの「低価格車の生産中止」を見習うべき理由

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「商品力」で勝っても「ブランド力」で負ける日本車

ドイツ方式は既存車種の価格帯とブランドイメージが、新モデル追加と共に向上していく。「ゴルフ」ユーザーが、ずっと同車を選び続けても客単価は上昇していくのだ。一方、「カローラ」ユーザーは「いつかはクラウン」とばかりに上位車種に乗り換えてくれない限り、客単価は上昇しない。

つまりドイツ車メーカーは新たな下位モデルの追加ごとに、既存車種を大幅値上げしているのだ。ベンツが「Aクラス」と「Bクラス」を廃止するのも、両クラスのユーザーをより高いモデルへ半ば強制的にシフトさせるのが狙いだ...

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