北陸銀行は昔も今も北海道との結びつきが強い。もともと北海道には北陸、特に富山県からの移住者が多かった。また、古くからニシン、昆布などの海産物の流通が盛んであり、その流通においては北前船すなわち日本海航路が重要な役割を果たし、富山の港はその主要寄港地であったことなどが背景にある。
加えて、金融における富山と北海道のつながりを見れば、特に十二銀行の活躍が注目される。十二銀行が初めて北海道に進出したのは、1899年、小樽支店を開設したときだ。当時、北海道では開拓のための資金供給を目的に、国策銀行である旧北海道拓殖銀行の設立を控えていた...