コロナ禍を跳ね返す「ユニクロ」と「しまむら」その要因は?

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東京駅近くのユニクロ店舗

巣ごもり需要で反転

しまむらは2018年2月期から2020年2月期までの3期連続で減収減益を余儀なくされていたが、2021年2月期は、巣ごもり需要に対応した商品の売れ行きが好調で、4期ぶりに増収増益を達成した。

売上高は5426億800万円で、前年同期比4.0%の増収を実現。損益は営業利益が380億2600万円(前年度比65.4%増)、経常利益394億400万円(同65.2%増)、当期利益261億6300万円(同99.3%増)と大幅な増益となった。

2022年2月期については、前年度と同様に巣ごもり需要などが続くと判断し、2期連続の増収増益を見込む。同社が2021年6月28日に発表した2022年2月期第1四半期決算では、売上高は前年同期比33.2%の増収、損益は営業、経常、当期のいずれの段階も黒字転換し、好調なスタートを切った。

主力のしまむらでは来店客数が増加し、他の事業でもバッグや帽子などの服飾雑貨、入園入学用品、インテリア、調理、収納用品、キッチン・ランチ用品、婦人・紳士靴など幅広い分野で売れ行きが好調だったのが要因という。

同社では2021年4月に公表した2022年2月期の業績予想を変更しておらず、売上高は5548億3700万円(前年度比2.3%増)、営業利益386億4600万円(同1.6%増)、経常利益395億9400万円(同0.5%増)、当期利益262億7700万円(同0.4%増)を見込む。

第1四半期の好調さを見ると、上振れの可能性は高そうだ。

【しまむらの業績推移】単位:億円、2022年2月期は予想

2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
売上高 5219.82 5426.08 5548.37
営業利益 229.85 380.26 386.46
経常利益 238.55 394.04 395.94
当期利益 131.25 261.63 262.77

文:M&A Online編集部

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