「EV世界販売異状あり!」1月のベスト10の7台が中国車に

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1月の世界販売からは、EVが普及期に入る兆しが見える(写真はイメージです)
順位 モデル名 国籍 販売台数 前年同月順位 前年同月比 2020年12月順位 最低価格
1 上汽通用五菱
宏光MINI EV
中国 36,762 2 47万9600円
2 テスラ モデル3 米国 21,589 1 215.6% 1 429万円
3 テスラ モデルY 米国 9,597 4 456万3600円
4 比亜迪(BYD) Han EV 中国 9,298 382万7453円
5 長城汽車(GW) ORA Black Cat 中国 6,092 10 99万6000円
5 広州汽車(GAC )Aion S 中国 6,092 13 230.1% 11 266万4800円
7 奇瑞汽車 Chery eQ 中国 5,772 82万9400円
8 理想汽車(Ideal Auto) Li Xiang One EREV【PHV】 中国 5,379 20 546万3000円
9 上海汽車(SAIC) Roewe Clever EV 中国 5,176 99万9300円
10 BMW 530e/Le【PHV】 ドイツ 4,327 4 92.3% 16 815万円

低価格モデルもなく、日本勢の逆襲は「望み薄」

こうした低価格化の波に乗り遅れている日本勢は、昨年1月に3位だった日産自動車の「リーフ」が14位に後退、19位だったトヨタ自動車の「プリウスPHEV」はトップ20から消えている。今後も日本車メーカーから低価格EVの投入は予定されていない。

昨年後半にホンダやマツダがEVを投入しているが、ベスト10に入るには月間4500台程度、ベスト20に食い込むためには同3300台を超える必要がある。両社とも販売目標を達成したとしても、それには遠く及ばないことから2021年のEV販売上位に日本車が食い込むことはなさそうだ。

EVでは日本車メーカーの存在感は低下する一方で、この傾向は今年も変わりそうにない。唯一、期待できそうなのはSUVタイプのEVである日産「アリア」。2021年半ばに投入する予定で、息切れ気味の「リーフ」に代わってベスト10に食い込めるかどうか注目される。

文:M&A Online編集部

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