視点1:シンプルに、ドイツ=ネオナチといっている可能性
歴史を振り返ると、プーチンが憧憬してやまない「偉大なソ連」は、ナチスドイツとの闘いに勝利することで戦後共産主義陣営のリーダーとなった。そしてソ連時代のプーチンはKGBの東ドイツ諜報部員として西ドイツと対峙し、ベルリンの壁崩壊という恥辱と敗北を目の前で味わった...
今、再び大きな歴史の転換点とも言える出来事が起きている。今回はロシアによるウクライナ侵略戦争について言及する。ウクライナが位置する東欧は、このコラムの主題のひとつである反ユダヤ主義やユダヤ陰謀論の歴史舞台の一つの核ともいえる場所だからだ。
キリスト教徒はユダヤ教徒によりイスラエルを追われ、世界帝国の首都ローマでの布教を始める。弾圧を受けながらもローマの国教となったキリスト教。一方、ユダヤ教徒もローマとの紛争に破れ、ローマ帝国の地方都市に渡り新たなコミュニティーを形成していく。
1株に多数の議決権を付与する「デュアルクラス」は、アメリカ西海岸、シリコンバレー流の反逆精神、カウンターカルチャー精神の表れであり、オトナの経営者が眉を顰めるだけのキワモノなのだろうか。実はこの制度を使えば敵対的買収も回避できるのだ。