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前年比売上高1.5倍をたたき出したワークマンはなぜ強い?

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営業利益率20%、高利益体質の秘密は市場にあり

過酷ファッションショー
「過酷ファッションショー」は、ワークマンにしかできない巧みなマーケティング

6月末時点で全国29店舗展開するワークマンプラスも好調です。同店はスポーツ観戦やアウトドア、レインコートなど高機能なカジュアルウェアを販売しています。1号店のららぽーと立川立飛店は、初日の開店セールで30分のレジ待ちとなるほどの人気に。好感触を受けて、今後の出店はすべてワークマンプラスで行い、2025年までに現在の843店舗から1000店舗に増やす計画を立てています。

それに合わせてプライベートブランドも強化。2020年3月期にPBの売上高を45%増の536億円に拡大する予定です。

自社で商品開発し、高利益体質を維持しているところがポイント。他のアパレル企業と比較すると利益率の差は歴然です。

【直近決算のアパレル利益率比較】

企業名 営業利益率 純利益率
ワークマン 20.1% 14.6%
ファーストリテイリング 11.0% 7.26%
しまむら 4.6% 2.9%
ユナイテッドアローズ 6.9% 4.0%

同社は一般衣料ではなく、カジュアルでも機能性を求めるアウトドアセグメントに攻め込みました。これまで築き上げた作業服の製造プロセスを流用して低単価・高機能製品を開発し、市場をスライド。もともと高単価だったアウトドアセグメントで、競合よりも低単価で売り込むことができました。

「金のなる木」の発見。これこそが、ワークマンの強さの本質なのです。

ワークマンのポジショニング
ワークマンのアパレルのポジショニング


麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

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