アマゾンが買収したサブスク医療サービス「ワンメディカル」とは

alt

4兆ドルの米医療産業市場の争奪戦に

ワン・メディカルは2018年に、米プライベート・エクイティ(PE)ファンドのカーライルグループから3億5000万ドル(約478億円)の出資を受けている。米アルファベット傘下のグーグルベンチャーズなどの支援を受け、2020年1月には米ナスダック市場に上場した。

アマゾンは2018年にオンライン薬局の米ピルパックを買収。2020年11月にオンライン薬局サービスの「アマゾン・ファーマシー」の事業を始めると発表した。2019年にはヘルスケアサービス「アマゾン・ケア」を立ち上げており、ワン・メディカルの買収で同サービスを拡充する。

米医療産業は4兆ドル(約546兆円)市場で、アマゾンだけでなく米アップルやグーグルなども心電図や脈拍、血中酸素飽和度などの健康データを収集するウェアラブル端末を発売するなど参入が相次いでいる。

ちなみに「ワンメディカル」はブランド名で、会社名は1ライフ・ヘルスケア(1Life Healthcare,Inc.)。同様のプライマリーケア事業を展開する、英ワン・メディカルグループ(One Medical Group)とは全くの別会社だ。

文:M&A Online編集部

関連記事はこちら
1000億円の大台割れ 今年1-6月のヘルスケア業界のM&A
「アマゾンVSウォルマート」|編集部おすすめの1冊

M&A Online編集部

M&Aをもっと身近に。

これが、M&A(企業の合併・買収)とM&Aにまつわる身近な情報をM&Aの専門家だけでなく、広く一般の方々にも提供するメディア、M&A Onlineのメッセージです。私たちに大切なことは、M&Aに対する正しい知識と判断基準を持つことだと考えています。M&A Onlineは、広くM&Aの情報を収集・発信しながら、日本の産業がM&Aによって力強さを増していく姿を、読者の皆様と一緒にしっかりと見届けていきたいと考えています。


NEXT STORY

「アマゾンVSウォルマート」|編集部おすすめの1冊

「アマゾンVSウォルマート」|編集部おすすめの1冊

2022-05-30

米国の、いや世界の小売業の頂点に立つウォルマートと、その座を脅かす急成長を続けるアマゾンの「竜虎の戦い」を解説する1冊。追われているのは実店舗のウォルマート、急追するのはネット通販をはじめとする電子商取引(EC)のアマゾン。勝負の行方は?