アマゾンが買収したサブスク医療サービス「ワンメディカル」とは

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米アマゾンが医療サブスクリプションサービスを提供する米ワン・メディカル(One Medical)を約39億ドル(約5320億円)で買収すると発表した。1株当たりの取得価格は18ドルで、直近の終値に76.8%のプレミアムを乗せている。今回のM&Aは医療事業の強化が狙いだが、このワン・メディカルはどんな会社なのか?

24時間年中無休で遠隔診断が受けられる

ワン・メディカルは2007年に米サンフランシスコで診療所としてスタートしたプライマリーケア(日常医療)ベンチャー。診療所の医師が契約者から健康不安などの相談を受け、状態に応じて適切な処置や病状が深刻な場合は専門医を紹介するプライマリーケアサービスを提供する。

全米で188カ所の医療拠点を展開しているが、モバイルアプリなどによる24時間年中無休の遠隔診断を提供する会員制プライマリケアサービスに乗り出したことで急成長した。年額199米ドル(約2万7000円)のサブスクリプションサービスだ。

法人契約が多いのも特徴で、米グーグルや米民泊仲介サービス大手のエアビーアンドビーはじめ、8000社以上の従業員向け遠隔医療サービスなどを提供している。

M&A Online編集部

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