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2023年第2四半期|TOBプレミアム分析レポート

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2.TOBの推移

TOB件数は第1四半期が微減に留まったのに対し、第2四半期は明らかな減少傾向が見て取れる。第2四半期の最終月だった6月と第3四半期の初月である7月が、いずれも1件ずつとTOB案件に急ブレーキがかかった格好だ。

日本銀行が7月に開いた会合で従来は0.5%程度としてきた長期金利の変動幅の上限について、市場の動向に応じて1%まで引き上げる事実上の利上げ容認の姿勢を示した。その結果、景気の先行き懸念に加えて、TOB資金調達のハードルも高くなる。今年のTOB件数が低迷する材料になりそうだ...

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