【会計コラム】経過勘定を知っていますか?
管理すべき経過勘定の量が膨大となる場合、経過勘定をどこまで細かく処理すべきでしょうか?税務上、一定の要件を満たす前払費用は支払時点で一括で損金計上することが認められています。
泉 光一郎
| 2019/5/21
2019.05.21
近年、多くの国内企業が東南アジアへ進出し、現地でローカルスタッフと共に経営にあたっています。今回は簡単ではありますが、東南アジアにおける日系企業の現状の会計への取り組み方と気をつけるべき会計視点についてご説明させていただきたいと思います。
冒頭で述べたとおり、多くの国内企業が東南アジアに進出していますが、組織の立ち上げや営業、ローカルスタッフのコントロールという難題で忙しくしており、経理回りを自社で構築する余裕がないという会社も多いでしょう。経理回りは会計事務所に丸投げという会社も少なくありません...
管理すべき経過勘定の量が膨大となる場合、経過勘定をどこまで細かく処理すべきでしょうか?税務上、一定の要件を満たす前払費用は支払時点で一括で損金計上することが認められています。
親会社と子会社からなる企業グループにおいて、各社の会計処理は統一しておく必要があるのでしょうか。親会社と子会社の会計処理について確認してみたいと思います。
東芝の一件で注目を集めた「監査意見」という言葉。その概要を解説した上で、東芝の監査意見をはじめ、監査法人の実情やその付き合い方について、考察します。