【では、どうすればよかったか】「パイオニアに先見の明がなく、将来性のないプラズマに傾注したのが失敗だった」と批判されるが、2004年時点で液晶の勝利を予見するに足る合理的な判断材料はなかった。つまり液晶を選択したシャープは、単に「運が良かった」だけである。
プラズマ撤退の「見切り」も、決して遅くない。2012年半ばに世界テレビ出荷台数シェアは、液晶が約85.5%に対してプラズマは約6.1%と、旧世代のブラウン管(約8.4%)を下回る有様だった...
大塚家具の業績悪化に歯止めがかからず、ついに「身売り」話が取り沙汰される事態になっている。大塚家具も「身売り」を否定しておらず、水面下で交渉が続いている模様だ。大塚久美子社長の経営手腕に批判が集まるが、本当にそれだけが経営不振の原因なのか?
フリーマーケットアプリ大手のメルカリの上場が大きな話題を呼んでいるが、上場をしていない企業の中にも話題豊富な企業は数多くある。企業規模や業界の地位で、上場企業に引けを取らないものの、あえて非上場の道を選んでいるビッグカンパニーを紹介する。
名古屋大と岐阜大が統合に向けて協議を始めた。一つの法人が複数大学を運営する「アンブレラ方式」での統合を目指している。企業でいえば、「共同持ち株会社」方式だ。国立大学の「合併」はすでに14例あるが、今後は大学版・共同持ち株会社が主流に?