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読めば背筋が寒くなる夏の夜話・M&Aで「本当にあった怖い話」

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M&Aも最後の最後は「運次第」

【では、どうすればよかったか】「パイオニアに先見の明がなく、将来性のないプラズマに傾注したのが失敗だった」と批判されるが、2004年時点で液晶の勝利を予見するに足る合理的な判断材料はなかった。つまり液晶を選択したシャープは、単に「運が良かった」だけである。

プラズマ撤退の「見切り」も、決して遅くない。2012年半ばに世界テレビ出荷台数シェアは、液晶が約85.5%に対してプラズマは約6.1%と、旧世代のブラウン管(約8.4%)を下回る有様だった...

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