トップ > スタートアップ > 大学発ベンチャー >大学発ベンチャーの「起源」(4) オンコセラピー・サイエンス

大学発ベンチャーの「起源」(4) オンコセラピー・サイエンス

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
*画像はイメージで本文とは関係ありません

分子標的薬の「ターゲット」を探せ!

その一つが「TOPK阻害剤」。分子標的治療薬を開発するには、そもそもどこが「がん細胞化」するのかというターゲットを同定しなくてはいけない。「TOPK(T-LAK cell-originated protein kinase)」は、中村氏が東大医科学研究所時代に、ゲノム包括的遺伝子解析によって同定された物質だ。

TOPKは乳がんや肺がんはじめ多くのがん種で発現が非常に高い一方で、正常な組織ではほとんど発現しない...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5