塩野義製薬は、2022年12月から供給を始める国産初の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」を用いて、新型コロナ感染症患者の同居家族を対象とした発症予防試験を実施する。
MSDは、新型コロナ感染症の飲み薬を、病院や薬局が他の薬剤と同じように卸売業者を通じて購入できる一般流通を始める。これによって医師が適切と判断した新型コロナ感染症患者に対し、早いタイミングで処方することが可能になる。
新型コロナウイルス感染者数の急増に伴って不足気味となっていた治療薬の調達状況に、改善の兆しが見えてきた。社会不安の解消に大きく寄与することが見込め、コロナ前の日常が徐々に近づきつつあるといえそうだ
日本で初めてとなる軽症から中等症向け新型コロナウイルス感染症の飲み薬が2021年末に使用できるようになった。2022年はコロナ前の日常を多少なりとも取り戻せるだろうか。
大手製薬会社メルクの日本法人MSDが、新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」について、厚生労働省に製造販売承認を申請した。これまでの治療薬とはどこが違い、どのような効果があるのだろうか。6種を比べてみると…。
寄生虫感染症の治療薬であるイベルメクチンが、アビガン、レムデシビルに次ぐ新型コロナウイルス感染症治療薬として注目を集めている。イベルメクチンとはどのような薬剤なのか。またイベルメクチンを製造しているMSDとはどのような企業なのか。