塩野義製薬は、2022年12月から供給を始める国産初の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」を用いて、新型コロナ感染症患者の同居家族を対象とした発症予防試験を実施する。
新型コロナウイルス感染者数の急増に伴って不足気味となっていた治療薬の調達状況に、改善の兆しが見えてきた。社会不安の解消に大きく寄与することが見込め、コロナ前の日常が徐々に近づきつつあるといえそうだ
ファイザーは2022年1月14日に、新型コロナウイルス感染症治療薬「PF-07321332/リトナビル錠」の製造販売承認を厚生労働省に申請した。承認が得られれば200万人分を日本政府が購入する。
日本で初めてとなる軽症から中等症向け新型コロナウイルス感染症の飲み薬が2021年末に使用できるようになった。2022年はコロナ前の日常を多少なりとも取り戻せるだろうか。
新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬の開発に取り組んでいる塩野義製薬は、2022年3月期の売上高を上方修正したものの、利益はそのまま据え置いた結果、3期連続の減益が避けられない見通しとなった。
塩野義製薬は2021年9月27日に、経口投与タイプの新型コロナウイルス感染症の治療薬の国内第2/3相臨床試験を始めた。実用化されれば、自宅療養者でも簡単に使用できるようになる。
塩野義製薬が新型コロナウイルス感染症の新たな治療薬の国内第1相臨床試験を始めた。飲み薬タイプの抗ウイルス薬で、2021年7月22日に初回投与を行っており、投与後の安全性上の懸念は確認されていないという。
中外製薬は、抗体カクテル療法に用いる2種の抗体を、新型コロナウイルス感染症治療薬として製造販売する承認の申請を厚生労働省に行った。新型コロナウイルスと戦う武器の一つとなる抗体カクテル療法とはどのようなものなのか。
新型コロナウイルス感染症の新たな治療薬候補が現れた。オンコリスバイオファーマが2021年3月8日に、1日に1、2回の経口投与で強い抗ウイルス効果を示す可能性がある化合物を作り出したと発表した。オンコリスバイオファーマとはどのような企業なのか。