インテルがモービルアイを153億ドルで買収

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2035年には33兆円市場

ゴールドマン・サックスは自動運転技術について、2015年に30億ドル規模だった市場は2025年には960億ドル。2035年には2900億ドル(日本円でおよそ33兆3000億円)にまで成長すると予想しています。

この分野に半導体メーカーのインテルが参入しましたが、すでに半導体メーカーで参入している企業があります。グラフィックチップのエヌビディアや、470億ドルで車載半導体首位のNXPセミコンダクターズを買収した通信用半導体大手クアルコム。さらには自動車部品メーカーのデルファイ・オートモーティブなどが開発競争を行っています。

また、グーグルやフェイスブック、UberやアップルなどのIT企業までもがこの分野に参入しています。

そこにインテルが本格的に参入してきたことになりますので、自動運転市場が盛り上がらないわけがありません。

なお、モービルアイの自動運転システムのチップ製造は、今後インテルが製造することになります。

実績ある運転支援システムを保有するモービルアイと、半導体大手のインテルが繋がることで、さらなる技術開発の加速と、低コストでのチップ製造が可能となります。

本記事は、「MoneY wave」より転載しております。

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