広告がないことがクールだと言われていたFacebookは、上場してからフィード内に広告を出したりメッセージに課金したりと、上場すると何かと市場からプレッシャーがかかるようなので、Twitterにはこれからも変わらぬ使いやすさを保っていただきたいところです。
ユーザーから見ると140文字をツイートするシンプルなサービスですが、裏側では数々のテクノロジーを吸収してここまで巨大化してきたようです。今回は上場記念ということでTwitterが今まで買収してきた企業をリストアップしてみました。
※追記:この金額はCrunchbaseの情報を元に記載しましたが、S-1にTwitterが申告した正しい金額が記載されています。正しい金額データが必要な方はこちら(https://techcrunch.com/2013/10/04/twitters-ma-has-...)で。
Vineくらいしか知らなかったのですが、2008年から今まで29社も買収していました。
買収してきた企業の数もさることながら、そのスパンの短さに驚きました。2013年はほぼ1ヶ月に1社買収しているペース。従業員からすると毎月新入社員が加わってくる、くらいの感覚なのかもしれません。
と、これだけではただのリストアップになってしまうので、買収してきた企業を大きく6つにグルーピングして、Twitterの月間アクティブユーザーと並べてマッピングしてみたのが下の図。アクティブユーザー数は公表されている2010年以降のデータのみです。
月間アクティブユーザー1億付近からセキュリティやバックエンド系の企業を買収したり、2012年から一気にソーシャルメディア分析系の企業を買ったりと、当然ですがその時に応じて必要な技術を買っているんでしょうね。
今後時間があったらこれのFacebook版でも作ってみようかと思います。
本記事は、2013/10/07に公開された「インプットをアウトプットするブログ」より転載しております