今回の株式上場で新株発行に伴う調達資金は約630億円。長短借入金(2017年6月末、約230億円)の返済原資にも充てるが、もう一つの重要な使途が技術の高度化による不正取引防止の精度向上だ。山田会長は会見でもこの点を強調、「AI(人工知能)でいち早く問題のある取引を検知し、信頼性の確保に努める」と述べた。
同社は従来、アカウント作成時の電話番号認証や売上金の振込申請時の口座確認などを行っている...
武田薬品工業が6兆8000億円で、アイルランドのバイオ薬品メーカー・シャイアーを買収する。日本企業のM&Aとしては過去最高額。両社の売上高の合計は約3兆円となり、世界の製薬業界の10位以内に入る。