2018年の負債総額最高額は145億円

2018年に倒産した15社の負債総額の合計は746億円で、最も金額が大きかったのは中京ゴルフ倶楽部石野コース運営していたCGC管理。同社は中京テレビ放送の子会社で、中部財界人らが会員に名を連ねる高級ゴルフクラブだったが、若年層のゴルフ離れやリーマン・ショックの影響などで業績は下降を続けていた。ゴルフ場事業は中京ゴルフ倶楽部に移管した。

2位は群馬ゴルフ場を運営する太田資源開発の112億円。バブル崩壊後売り上げが徐々に減少していく中、預託金償還の解消が見込めず、民事再生法の適用を申請した。経営移譲で再建を目指すという。

3位は児玉カントリー倶楽部の96億3200万円。債務超過額が拡大する中、会員への預託金返還請求への対応が困難となり、民事再生法の適用を申請した。

15件中、民事再生法によって再建を目指すケースが9件あり、事業譲渡によってゴルフ場を継続するケースも5件あった。

負債総額ゴルフ場
145億8213万円 中京ゴルフ倶楽部石野コース運営していたCGC管理:特別清算。ゴルフ場事業を移管
112億円 鳳凰ゴルフクラブを運営する太田資源開発:民事再生。経営移譲で再建
96億3200万円 児玉カントリー倶楽部:民事再生
88億円 埼玉長瀞ゴルフ倶楽部を運営する緑友会:破産
77億円 朽木ゴルフ倶楽部:民事再生。ゴルフ事業を譲渡
67億円 蒲生ゴルフ倶楽部を運営するエヌデイーシー:民事再生
64億円 大分カントリークラブを運営する大分観光開発:民事再生
52億7900万円 青山台ゴルフ倶楽部を経営する西日本観光:民事再生
33億4400万円 大沼国際カントリークラブ:民事再生
33億円 鳩山カントリークラブ:民事再生
31億5000万円 岐阜ゴルフ場を経営する飛騨高山国際観光開発:特別清算
29億3000万円 四街道ゴルフ倶楽部を運営する四街道カントリー:民事再生
26億9415万円 上毛森林カントリー倶楽部を運営する上毛森林都市:破産。ゴルフ場事業を譲渡
14億8000万円 こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部を経営する讃岐開発:破産
5億5128万円 札幌ゴルフ場:破産。営業譲渡を検討

文:M&A Online編集部