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【富士フイルム】M&Aで事業構成の劇的な入れ替えに成功

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富士フイルムはM&Aによる多角化を進めて生き残った

 富士フイルムのM&A案件では、08年の富山化学の子会社化が知られているが、それ以外にも医療機器・医薬事業を中心に相当数のM&Aを行い、事業の中身を大胆に入れ替えている。

 2000年以降の主なM&Aを見ても30件を超え、買収金額は公表しているものだけでも4,800億円以上に上る。本業が消滅するという強烈な危機感の表れと言えよう。注目に値するのは、多額の投資を行う一方で、自己資本比率は健全性を保っている点だ...

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