トップ > 調べる・学ぶ > 連載 > 間違いだらけのコーポレートガバナンス >一神教と疫病とコーポレートファイナンスⅨ│間違いだらけのコーポレートガバナンス(29)

一神教と疫病とコーポレートファイナンスⅨ│間違いだらけのコーポレートガバナンス(29)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
宮廷ユダヤ人がコロンブスの航海に巨額の「ポケットマネー」を拠出した理由とは(写真はイメージ)

パウロと重なるトルケマダ

筆者には、トルケマダが、ペトロと並んで原始キリスト教の大陸マーケティングに決定的に重要な役割を果たしたサウロと重なって見える。サウロは、もともと熱心なユダヤ教ファリサイ派のユダヤ人で、ユダヤ教イエス派を激しく弾圧した。

しかし、ダマスコの地へ向かう途上でイエスの声を聞き、回心したという。(新約聖書:使徒言行録9章3)そして、洗礼後パウロと名乗り、イエス派教徒の重要な指導者の一人として、異邦人を対象とした大陸伝道に深く関わる。そして原始キリスト教の確立と拡大において、決定的な役割を果たすのだ...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5