ペストの大流行、十字軍的宗教熱の高まりなどで、キリスト教徒の高揚感、社会不安や怒りのはけ口がユダヤ教徒に向かう。そして、各国でユダヤ教徒が国外追放された。時代や規模は前後しても、その構造はこれまで見てきたイベリア半島での出来事とほぼ同じといって良い。
そのような時代の中で、ポーランドのボレスワフ敬虔王(1243-1279)は、1264年にユダヤ人を保護する「カリシュの規約」を発布する...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。