トップ > ライフ > 豆知識・トリビア >107年ぶりに高校野球で優勝した慶応高出身の有名経済人5選

107年ぶりに高校野球で優勝した慶応高出身の有名経済人5選

alt

豊田章男 トヨタ自動車会長

豊田章男トヨタ自動車会長
豊田章男トヨタ自動車会長

1956年生まれ、愛知教育大学附属名古屋小学校・中学校を経て慶應高に入学。高校在学中に孫文やバラク・オバマ米大統領を輩出した、ハワイのプナホウ・スクールでも学んだ。慶大法学部に進学。米投資銀行勤務を経て、祖父の豐田喜一郞が設立したトヨタ自動車に入社する。

2009年に同社史上最も若い52歳で社長就任。2010年に新型「プリウス」のリコール問題で公聴会に召喚されるなど、就任早々からトラブルに巻き込まれた。しかし、2018年3月期決算でトヨタ史上最高益となる2兆4000億円を達成したほか、2019年3月決算では国内初の売上高30兆円企業に育てるなど経営手腕を発揮している。

「MORIZO(モリゾウ)」として「ニュルブルクリンク24時間レース」をはじめとする耐久レースやラリーに参加するなど、カーレーサーとしても活動している。2度にわたって日本自動車工業会会長を務め、業界の顔とも言える存在だ。2023年4月に同社会長に就任した。

星野佳路 星野リゾート社長

星野佳路 星野リゾート社長
星野佳路 星野リゾート社長(同社ホームページより)

1960年生まれ。軽井沢町立軽井沢中部小学校、慶應義塾中等部を経て慶応高に入学。中・高在学中はアイスホッケー部に所属し、中学時代に全国大会で優勝、高校時代には国体出場を果たしている。慶大経済学部に進学。日本航空開発(現・オークラ ニッコー ホテルマネジメント)の米国法人を経て家業の星野温泉の取締役に就任するが、経営方針を巡る対立により半年で退任。米シティバンク銀行でホテル事業の債権回収業務に当たった。

1991年に星野温泉へ再入社し、4代目社長に就任する。1995年に星野リゾートへ社名変更した。1999年にリゾート再生事業の一環としてデザインホテル「リゾナーレ」を引き受け、2004年には黒字化を果たす。

その後は「アルツ磐梯」や「アルファリゾート・トマム」といったスキーリゾートの再生にも成功。国内で最も有名なリゾート運営会社となった。2005年には100年の歴史を持つ祖業の星野温泉旅館を閉館し、「星のや 軽井沢」をオープン。これ以降、京都や竹富島、東京都心などで高級リゾート旅館「星のや」事業も展開している。

妻は慶応中等部、慶應義塾女子高等学校を経て慶大経済学部に進学した星野朝子日産自動車副社長。

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5