宅配便最大手のヤマトホールディングスはいま、事業の選択と集中、そして新たな成長分野での事業拡大も視野に入れた大きな節目にある。
ヤマト運輸が「宅急便」をスタートさせたのは1976年のこと。それから半世紀近くがたち、アマゾンやZOZOなどeコマースがここまで人々の日常に欠かせなくなったいま、宅配サービスのない時代のことを想像するのは難しい。
しかし、1976年当時は、まさに画期的なサービスだった。民間企業が全国に配送網を整備して、個から個への運送を可能にすることなど、誰も考えつかなかったのである...
水産品の買い付けや加工のほか、すしネタなどの生食商材などを取り扱う極洋が、適時開示(投資判断に影響を及ぼす事実が発生した場合は適時開示が必要)ベースで、16年ぶりとなる企業買収に乗り出した。