国内最大手の紙専門商社で、世界でも第3位にランクされるKPPグループホールディングス<9274>が、M&Aを加速させている。
同社がこの2年ほどの間に適時開示したM&A件数は、2022年が3件、2023年が4件、2024年はすでに4件に達しており、合計で11件となる。
2019年に実施した紙関連製品の卸売り業のオーストラリアのSpicersと、2020年に実施した同業のフランスのAntalisの子会社化によって、KPPグループの業容が大きく変わったことから、その後もM&Aを重要な成長戦略と位置付け、積極的に取り組んでいるのだ...