ビジネスパーソンが備えるべき「ファイナンス力」とは? 専門家に聞く

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
大津広一さん

資本コストを意識した経営が動きだす

ー2018年に改訂されたコーポレートガバナンス・コードでは、資本コスト(株主の期待収益率)の重要性が示されました。企業経営に何か変化が出ましたか。

ガバナンス改革の流れの中で、資本コストを意識しなさいよ、という文言が盛り込まれた。これを受け、NPV(正味現在価値)、IRR(内部収益率)、ROIC(投下資本利益率)といった指標を取り入れて、資本コストを踏まえた意思決定の動きが急速に進んでいるのは間違いない。企業が公表している中期計画などを見れば、明らかだ...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5