iPhoneで初めて有機ELパネルを採用した最新モデルのXが不調の理由は価格。11万2800円(税別、以下同)からという高価格が市場に受け入れられなかったのだ。CPUなどの基本機能が変わらない8に比べると3万4000円も高い。ましてやSE(3万9800円)や7(6万1800円)との価格差は歴然。日本だけでなく、海外でもXの販売は頭打ちになっており、Xの減産も取り沙汰されている...
日本電産の車載事業強化戦略が鮮明になってきた。電気自動車用部品製造などのため、ドイツ企業の買収やフランス企業との合弁に取り組む。永守重信会長兼社長は引き続き合弁や買収に意欲を示しており、2018年も活発なM&Aが見込めそう。
ソフトバンクグループ<9984>傘下の米通信大手のスプリントとTモバイルUSとの経営統合が再びご破算になった。理由はTモバイルUSの親会社・ドイツテレコムの頑強な抵抗。国内経済界からは「今回ばかりは相手が悪かった」との同情の声が聞こえてくる。過去に日本の自動車メーカーもドイツ企業には、さんざん煮え湯を飲まされてきたたからだ。
再編の流れが続くドラッグストア業界では医薬品や化粧品だけではなく、食料品などにも力を入れ始めています。その一つであるドラッグストア大手のツルハホールディングス<3391>は、積極的なM&Aで業界首位に躍り出ます。