SIer(システムインテグレーター)大手のBIPROGY<8056>は2026年1月に、大量の購買データを保有するカタリナマーケティングジャパンを傘下に収める。
データが競争力を決定する重要な要因になることが予想されていることから、売上高約100億円、営業利益約5億円の同社の取得に約400億円を投じることにした。
買収後は需要予測や販促最適化、需要や販促計画に基づく発注の自動化など流通業界全体の課題解決を支援するサービスの展開を目指す...
AI(人工知能)によるソリューション(課題解決)を提供するトリプルアイズは、製造業向けに現場の機械に直接搭載するAIを共同開発する「エッジAI」事業を拡大する。この計画を実現するため同社ではM&Aを積極化する方針だ。
富士通は10月末、AI(人工知能)を活用したデータ分析などを手がけるブレインパッド(東証プライム)を買収すると発表した。取得金額は約565億円。3兆5000億円超の売上高を誇る同社として小粒の買収だが、実は別の意味を持つ。
東京ガスは、今後3年間(2027年3月期~2029年3月期)、ソリューション事業の法人向け分野を軸にM&A戦略を展開する。2025年10月に公表した「東京ガスグループ2026-2028年度中期経営計画」の中で明示した。
販促商材やキャラクターグッズなどのデザイン雑貨を手がけるトランザクションが、M&A戦略を本格化させる。実現すれば2015年に旅行用品の製造、卸のゴーウェルを子会社化して以来、10年ぶりとなる。