「むだに高い高級食パンが見放され、本当においしい個人経営の老舗パン屋が見直されている」との見方もある。そうした老舗パン屋も存在するのだろうが、傾向としては小規模なベーカリーほど苦戦しているようだ。ベーカリー業界への新規参入が増えて競争が激化しているのに加え、人手不足や後継者問題も足を引っ張っている。
一方、大手ではベルベのように人気店でありながら、大量出店が裏目に出て倒産するケースが目立つ。各社の積極出店で競争が激化するから負けじと出店を加速し、それが企業財務を圧迫するという構造だ...
日産自動車の高級セダン「シーマ」が、今年の夏をめどに生産中止することが明らかになった。「シーマ」と言えば、バブル景気を代表する高額商品として注目された。とはいえこれで国産高級車が消滅するわけではない。「次のステップ」が目前に迫っているのだ。
バルミューダが満を持してと投入したスマホの「バルミューダフォン」が、製造を委託した京セラから「技術基準適合認定の認証について確認すべき項目がある」との報告を受け、販売を一時停止した。なぜか国産スマホベンチャーには「不運」がつきまとっている。
ゴルフ場を1人予約できる「1人予約ランド」サービスなどを手がけるバリューゴルフの業績が上向いてきた。同社は2022年1月期の業績予想を上方修正し、本業の儲けを示す営業利益を22%ほど引き上げたほか、当期損益が黒字転換する見通しを明らかにした。