「むだに高い高級食パンが見放され、本当においしい個人経営の老舗パン屋が見直されている」との見方もある。そうした老舗パン屋も存在するのだろうが、傾向としては小規模なベーカリーほど苦戦しているようだ。ベーカリー業界への新規参入が増えて競争が激化しているのに加え、人手不足や後継者問題も足を引っ張っている。
一方、大手ではベルベのように人気店でありながら、大量出店が裏目に出て倒産するケースが目立つ。各社の積極出店で競争が激化するから負けじと出店を加速し、それが企業財務を圧迫するという構造だ...
日産自動車の高級セダン「シーマ」が、今年の夏をめどに生産中止することが明らかになった。「シーマ」と言えば、バブル景気を代表する高額商品として注目された。とはいえこれで国産高級車が消滅するわけではない。「次のステップ」が目前に迫っているのだ。
バルミューダが満を持してと投入したスマホの「バルミューダフォン」が、製造を委託した京セラから「技術基準適合認定の認証について確認すべき項目がある」との報告を受け、販売を一時停止した。なぜか国産スマホベンチャーには「不運」がつきまとっている。
2021年(2021年1月1日~12月21日)の外食・フードサービス業界は、コロナ禍の厳しい風にさらされ続けた。M&Aの発表件数は2年連続で減少し、2012年以降の10年間では最低となった。
「プリンターを安く売り、高いインクで元を取る」というプリンターのビジネスモデルに、裁判所が「ノー」を突きつけた。互換インクを販売するエレコムなどがブラザー工業を相手取った訴訟で、互換インクを使えなくした設計変更を独占禁止法違反と認定したのだ。