女性用下着最大手のワコールホールディングス<3591>が2023年11月に中期経営計画の見直しを公表して以降、相次いで業績立て直しのための対策を打ち出している。
直近では子会社の福岡工場(福岡県久留米市)の事業譲渡を決めたほか、これまでに、マネキン配備などを手がける子会社の七彩(京都市)の売却や、希望退職者の募集、不動産の売却などを実施。
こうした取り組みで2025年3月期は、前年度の95億円強の営業赤字からの脱却し、20億円の黒字化を目指す計画だ...
半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスが2024年10月に念願の新規株式公開(IPO)を果たすと一斉に報じられた。しかし、キオクシアの上場は本来の目標でだった「親会社救済」に間に合わなかっただけでなく、今後の展開にも課題が山積みだ。
食品や酒類などの卸売事業を展開する国分グループ本社は、シンガポールで食品卸売事業を手がける子会社の国分コモンウェルストレーディングを通じて、現地の食品卸売会社San Sesan Globalを子会社化した。
セガサミーホールディングスが経営の第3の柱の入れ替えに乗り出した。リゾート事業に代わって、ゲーミング事業の育成に力を入れるのだ。どのような戦略を描いているのだろうか。
好業績を背景に、エイチ・アイ・エス(HIS)が企業買収を再開する日が近づいてきたようだ。既存事業の補完となる事業や、将来性のある新しい時代の事業でM&Aを検討しているという。