ウットラムが提案を取り下げることは考えにくく、当面の焦点は日本ペイントHD側の対応に移る。12月決算会社である日本ペイントHDの定時株主総会は3月。事態をどう乗り切るのか。2派に分かれてそれぞれ多数派工作を繰り広げる委任状の争奪戦(プロキシファイト)に発展するのか、緊迫の中で、神経戦が続くことになりそうだ。
委任状争奪は、2002年、東京スタイル(現TSIホールディングス<3608>傘下)を舞台に同社と村上ファンドが対立したことで日本でも知られるようになった...
新型「iPhone SE」が、早ければ2018年3月にも投入される予定だ。市場は低価格指向が強く、機能向上した廉価版「SE」が大ヒットする可能性も高い。そこで注目されるのはジャパンディスプレイ(JDI)の業績。実は「SE」の売れ行きは、JDIの行く末を左右するというのだ。
ソニーが犬型のペットロボット「aibo(アイボ)」に再挑戦する。発売は18年1月。本体価格19万8,000円(税別、以下同)と高価ながら、初回と2回目の予約分を完売した。アイボ人気は衰えていないようだ。しかし、問題は長期サポート。1999年に登場した先代モデルたちはサポートを打ち切られ、ユーザーから不満の声が上がっていた。さて、新型「aibo」はどうなる?
経営再建中の東芝は、ベインキャピタルを中心とする「日米韓連合」への半導体メモリ事業売却を決議。2018年3月末までに売却を完了し、2018年3月期末での債務超過の解消を目指すが、中国をはじめ各国の独禁法の審査の行方など、不透明な部分も残したままだ。