ご注意ください
この記事は公開から1年以上経っています。掲載されている情報は、公開当時のものです。

ロングリーチの「珈琲館」買収でフルサービスカフェが勢いづく時代に

alt


カフェチェーン業界では、各社の出店状況に差が出始めています。

※( )は昨対増減比率

2015年 2016年 2017年
スターバックス 1131 1198(5.9%増) 1260(5.1%増)
ドトール 1108 1105(1.3%減)
1123(1.6%増)
サンマルクカフェ 366 389(6.2%増) 394(1.2%増)
コメダ珈琲 614 683(11.2%増) 746(9.2%増)
珈琲館 272 270(0.8%減) 266(1.5%減)

王者スターバックスは、1000店舗を超えながらも安定した出店スピード。2010年から3~10%増のペースで拡大を続けています。同社は、都市型特化型のコーヒーショップから郊外型ロードサイド店などの多角化を進め、2016年ごろから「紅茶」に力を入れるようになりました。

スターバックス公式ホームページ
スターバックス公式ホームページ


店舗スタイルという「軸」を出し尽くして、商品軸をずらし、ターゲットを変えて顧客層を拡大しようとしているのです。コーヒー消費量が高止まりした日本で、紅茶という新たな市場開拓を目論んでいます。マーケティングに強みを持ったスターバックスらしい戦略。

ドトールは出店に足踏みしている様子がうかがえます。商品・店舗スタイルに差別化要素が薄く、価格勝負で苦戦している姿が浮かび上がります。チョコクロワッサンで集客を続けるサンマルクは、店舗数が少ないながらも健闘中といったところ。

2016年に上場したコメダ珈琲は、2桁に近い数字で出店を重ねています。コメダがスターバックス、ドトール、サンマルクカフェと差別化を図るポイント。それがフルサービス式カフェです。

コメダ珈琲公式ホームページ
コメダ珈琲公式ホームページ

NEXT STORY

クリスピー・クリーム・ドーナッツの身売り先はコーヒーの会社を多数保有する投資ファンドJABでした

クリスピー・クリーム・ドーナッツの身売り先はコーヒーの会社を多数保有する投資ファンドJABでした

2016/10/10

日本でも行列ができたことでお馴染みのクリスピー・クリーム・ドーナツ。米国本社の身売りが決定しました。買収額は1500億円だそうです。今回の買収劇は経営再建で会社の資産価値を上げるというよりは、コーヒー店との相乗効果を狙っているようですね。